こちらのブログでも何度もご紹介したことがありますが、水が入り修理に持ち込まれるものが増えてきておりますので、改めてご紹介いたします。
Ref.179174
クリスタル内が曇っています。 水が入ってしまったことに気が付いてから直ぐにお持ちいただいたようで、曇っていましたが、ムーブメントのダメージは殆どありませんでした。
残念ながらムーブメントにも影響が出ています。 Ref.16600
一見水滴は見当たりませんが⋯⋯
インデックスの夜光塗料に、
水入り特有の”浮き”が見られます。 入り込んだ水の不純物でしょうか。
クリスタル内に異物も確認できます。
水入りには、リューズの締め忘れなどの、うっかり入ってしまったケース、防水性能を上回る水圧によるケースと、メンテナンスを怠ったことによるパッキンの劣化で起こるケースがあります。うっかりは誰にでも起こり得ると思いますので、水辺でリューズやプッシャーは締めて操作を避けることが賢明です。防水性能を上回るとは、例えば100m防水であっても、水中で激しく動いたり、洗濯機に入れてしまったり(この場合うっかりともいえますが)と瞬間的に防水性能を上回る水圧がかかってしまうようなことです。最後のメンテナンス不足のパッキン劣化によるものは、唯一未然に防げるケースです。大切なロレックスを末永く使うためにも定期的なメンテナンスをオススメいたします。
密を避け、東京の奥多摩に行ってきました。 紅葉が美しい中、神戸岩(かのといわ)では手軽な渓谷歩きができ、リフレッシュに最適です。