毎週たくさんのロレックスがメンテナンスに送られてきますが、その中には今回ご紹介するような、長期間放置され、サビが進行してしまったものもございます。
Ref.15000 オイスターパーペチュアル・デイト です。
ムーブメントはCal.3035 が搭載されています。
ゼンマイが切れているようで不動です。ケースをチェックしてみると、ベゼルが割れていました。いったいどれほどの衝撃が加わったのでしょうか。
クリスタルの内側にサビが大量に発生しています。
ムーブメントのサビが予想されます。裏蓋が固着し、通常の力加減では回りませんでした。
画像のように、内部はサビが酷く、修理となると交換部品が多数必要になることは
現状をお伝えし、作業を進めるかご判断をいただきます。
ヴィンテージロレックスは価格が高騰しております。もしも、しまい込んだままになっているロレックスがございましたら、取り返しのつかないダメージを受ける前にメンテナンスに出してみてはいかがでしょうか。