Ref.69278 Cal.2135
今回は、Cal.2135を搭載した、レディースモデルのオーバーホールの様子をご紹介いたします。
前回のオーバーホールから約4年経過しており、最近パワーリザーブが少し不足気味とのことでしたので、チェックしていきたいとおもいます。
イエローゴールドとダイヤで、とても豪華な印象です。ブレスは、バーク仕上げが施された
プレジデントブレスがつきます。
先ずは、自動巻き部分を外します。一見、酷い摩耗は無いようにみえます。
オイルが乾いていましたが、
ホゾの摩耗はまだ確認できませんでした。オーバーホールのタイミングとしては、
ギリギリといったところでしょうか。
チェックしながら分解し、洗浄いたします。
香箱、2番の受けの内側に丸穴車と
切替車がついています。複雑な部品でカレンダーの早送りを実現しています。
画像ではわかりづらいですが、
曇った針をやさしく磨くことで輝きを取り戻しました。
精度、パワーリザーブの確認をして、完成となります。