サブマリーナやシードゥエラーのベゼルディスクにはルミナスポイントと呼ばれる夜光塗料が塗られている部分があります。
透明な樹脂の中に夜光塗料が入っていますが、この透明な樹脂部分が、周りと比べ出っ張っているので、ぶつけてキズをつけてしまったり、最悪は外れて無くしてしまうということがあります。
今回は、Ref.5513・Ref.16610・Ref.116613 を例にご説明いたします。
Ref.5513
オリジナルはトリチウム夜光塗料が
使われていています。透明樹脂の穴に裏側から塗料が塗られています。
出っ張っているため外れやすいですが、
外れた場合はルミナスポイントのみ取り付けが可能です。
(ルミノバ夜光となります)
Ref.16610
金属の皿の上に夜光塗料が塗られており、
上から樹脂でカバーされています。
年代により、トリチウム夜光と
ルミノバ夜光があります。衝撃によるものでしょうか、
樹脂部分にひびがはいっています。
交換の場合は、ベゼルディスクごとの
交換となってしまいます。
ルミナスポイントが外れることは少ないですが、
ベゼルディスクが細くなっている箇所が割れやすくなっています。
Ref.116613 現行のサブマリーナです。
ベゼルディスクがセラミックに変更されています。黒い小さな点はキズです。
かなり出っ張っています。
注意しないとすぐにキズをつけてしまいます。
万が一の際は、ディスクごとの交換になります。
ルミナスポイントは、サブマリーナにとって機能的にも視覚的にもとても大きな役割を果たしています。
キズや脱落で、ルミナスポイントを交換しようとすると、ベゼルディスク交換になる場合がございます。現行のセラミック製ベゼルディスクは高額になりますので注意が必要です。