ケースの腐食

使用環境や保管状態、メンテナンス不足によっては、腐食に強いはずの904Lスチールであってもサビてしまいます。

ケースの見返しにサビが出てきています。ケースの見返しにサビが出てきています。これは、ベゼルとケースの間に腐食がかなり進行している場合に起こる症状です。これは、ベゼルとケースの間に腐食がかなり進行している場合に起こる症状です。

予想した通りケース、ベゼルの腐食がかなり進んでいました。予想した通りケース、ベゼルの腐食がかなり進んでいました。このように腐食が進み、行き場を失ったサビが滲みだすようにクリスタルの内側に侵食しています。このように腐食が進み、行き場を失ったサビが滲みだすようにクリスタルの内側に侵食しています。

見えるサビは落としましたが、虫食い痕は残ってしまいました。見えるサビは落としましたが、虫食い痕は残ってしまいました。

ケースの状態は防水性能に直結します。
ご紹介した時計のように腐食させてしまうと、防水性能の低下は免れませんので、時計は腐食させないことがとても大切です。