修理に持ち込まれるロレックスの半数が、動かなくなった、又はすぐに止まってしまうなど、どうしようもなくなったので修理に出すという理想のメンテナンスとは言えないものとなっています。
中には、10年以上メンテナンスをされていないということもあり、内部はオイルが切れ酷い状態になっていることも多々あります。
オイルが切れ、ガンギ車の歯が当たる
部分が摩耗により溝ができています。
画像のようになってしまうと、力のロスが大きくなり、テンプが適正な動きができず精度が落ちるばかりか、すぐに止まってしまいますし、摩耗した部品の交換費用もかかります。
他にも、外装の汚れによる腐食やパッキン類の劣化による防水性能の低下を未然に防ぐことを顧慮すると、4年~5年でメンテナンスにお持ちいただくのが良いと思われます。