修理にお持ち込みいただくロレックスの中には、ブレスレットが伸びていたり、変形しているものが多くあります。ほとんどの場合は、適切な調整がされていなかったり、扱い方に問題があったと推測されます。
ブレス全体が伸びてしまっている状態です。コマ同士が強く当たることで、摩耗してしまい、
可動域が広がってしまっています。
ピンが細くなっています。
各部を繋ぐピンにも負荷がかかりますので、
摩耗や変形が起こります。
高負荷や腐食が進みますと、最後は破断します。本体が落下した場合、大きなキズや、
クリスタルの破損にもつながってしまいます。
こちらも強い力が加わり、
バックルのツメが大きく開いてしまっています。ここまで開いてしまうと、
しっかりと閉じずにロックも効きません。
セーフティキャッチで無理やり押さえて
使用されていたと思われます。
ブレスの摩耗や破損は高額修理に繋がります。これを防ぐには、適切な調整と腐食させないためのこまめなメンテナンスが欠かせません。
また、既に摩耗がかなり進行してしまっている場合は、ブレスレットの交換もご検討いただくことをオススメいたします。