毎週全国から多くの修理依頼品が届くのですが、その中でも今回は最も多い止まりの症状をご紹介致します。
最も多い止まりの原因は、ゼンマイ切れです。前兆がなく、気がついたら止まっていたということが殆どです。リューズをいくら巻いても手応えがないのが特徴です。 テンプに異物が引っかかる。折れたネジの頭がテンプに引っかかることで、止まっています。ネジ以外にも、受石が引っかかっている場合もあります。主に衝撃を受けた後に起こります。
角穴車のネジが折れています。 テンプに引っかかるまで、機械の中を動き回っていたと思われます。
オイル切れによる摩耗 止まってしまう前に、極端にパワーリザーブが落ちた時点で持ち込まれることも多いです。
オイル切れ。
こちらもオイルが切れて抵抗が増すことで、止まりやパワーリザーブの低下の症状が起こります。 ローター真の摩耗によって生じた大量の金属粉によって止まってしまうこともあります。
ローター真の異常はわかりやすく、ローターが裏蓋やムーブメントにぶつかる音や、ブルンと大きく振動しながら回るという特徴があります。止まりの原因は様々で、全てご紹介することは難しいのですが、今後もこのブログでご紹介していきたいと思います。
友人の誘いで東京湾のアジ釣りに挑戦しました。海から間近で見る飛行機の離着陸は壮観でしたが、釣果は寂しいものとなってしまいました。