ロレックス エクスプローラーII Ref.16570 洗浄

お預かりするロレックスは大抵汚れているのですが、中には時計をくるんでいる包みが真っ黒になってしまうものも珍しくありません。そこで今回は、自身のRef.16570 エクスプローラーII をメーカーのお手入れ方法に則って洗浄してみました。
※ご紹介する洗浄作業は、メンテナンスがされていて、防水性が確保されていることが条件となります。

普段から着用後は軽く拭き、気を使っておりますが、隙間の奥には汚れが溜まってしまいます。 普段から着用後は軽く拭き、汚れには気を使って
おりますが、隙間の奥には少しずつ
汚れが溜まってしまいます。
先ずは洗浄前にリューズがしっかりと締まっていることを確認します。 先ずは洗浄前にリューズがしっかりと締まっていることを確認します。今回はブレスをつけたまま作業します。

 

ボウルを用意し、ぬるま湯に中性洗剤を適量溶かします。 ボウルを用意し、ぬるま湯に中性洗剤を
適量溶かします。
柔らかめのブラシで優しく洗っていきます。 柔らかめのブラシで優しく洗っていきます。

 

作業中は落下にご注意ください。 作業中は落下にご注意ください。洗剤が残らないように、すすぎ洗いをします。 洗剤が残らないように、すすぎ洗いをします。メーカーのお手入れ方法には記載されていませんが、ボウルに溜めた水にそっと浸けるようにすすぐことで、余計な水圧をかけずにできます。

 

完全に乾燥するまでは、リューズの開放は厳禁です。 完全に乾燥するまでは、リューズの開放は厳禁です。汚れが溜まりやすいラグとベゼルの間、裏蓋まわりもスッキリしました。 汚れが溜まりやすいラグとベゼルの間、裏蓋まわりもスッキリしました。

 

適切にメンテナンスが施されているロレックスのオイスターケースは高い防水性を持っています 適切にメンテナンスが施されているロレックスのオイスターケースは高い防水性を持っていますので、このように洗浄することが容易に行えます。

 

せっかくのロレックスも、真っ黒に汚れていては印象も悪くなってしまいますので、時々洗浄することをオススメいたします。なお、ヴィンテージロレックスについては、防水性よりも風合いや当時のオリジナル性を優先されているものもありますので、今回ご紹介した洗浄方法は避けた方がよいものもありますので、十分ご注意ください。