ロレックス エアキング Ref.116900

今回は、新型が発表され注目度が上がっているRef.116900 エアキングをご紹介いたします。
1958年に登場したエアキングは、34㎜のやや小ぶりのケース径と豊富なダイヤルバリエーションによって、男女問わず身に着けやすいロレックスとして多くの方に愛されていました。2014年に一度姿を消しましたが、2016年今回ご紹介するRef.116900として復活いたしました。発表されたのはケース径40㎜、ダイアルも航空機の計器を思わせるようなデザインの一種類となりました。

2016年に発表された 2016年に発表されたRef.116900(右)とRef.116400ミルガウスを並べてみました。 Ref.116900(右)とRef.116400ミルガウスを並べてみました。

 

仕上げの違いはありますが、 仕上げの違いはありますが、先に発売されていたミルガウスと共通のケースを使用していることがわかります。 先に発売されていたミルガウスと共通のケースを使用していることがわかります。

 

ミルガウス最大の特徴である、防磁ケースも備わっています。 ミルガウス最大の特徴である、防磁ケースも備わっています。ムーブメントも耐磁性能に特化したCal.3131が使われています。 ムーブメントも耐磁性能に特化したCal.3131が使われています。

 

計器のような表記に、イエローのマーク、グリーンの秒針が印象的です。 計器のような表記に、イエローのマーク、グリーンの秒針が印象的です。モデル名のAir-Kingの書体は、1958年の登場から変更のないロレックスオリジナルです。 モデル名のAir-Kingの書体は、1958年の登場から変更のないロレックスオリジナルです。

 

2014年までのエアキングは、どこかロレックス入門モデルと位置づけされていた部分があり、パイロットウォッチの代名詞といえばGMTマスターに譲っていましたが、2016年からははっきりとパイロットウォッチとして原点回帰されたような印象を受けます。そして2022年に発表された新型Ref.126900は、40㎜ケースにリューズガードが付いたエアキング専用設計のケースが採用され、Air-Kingの名に恥じないパイロットウォッチとしてのポジションを確固たるものにしようとするロレックスの意気込みを感じます。新型が手元に来た際には、新旧並べて比較してみたいと思います。