今回は、サビが発生していたCal.4130の分解編です。
各部をチェックしながら、
サビの進行具合を確認していきます。 ダイヤルを外すと、真っ赤になったネジが目に飛び込んできました。オシドリバネのネジです。
クロノグラフブリッジ、ハンマーを外しました。 丸穴車です。交換が必要です。
サビの進行はかなりのもののようです。
今回の止まりの原因箇所です。規制レバーを操作するオシドリのピンが破損したことで、テンプを押えたまま解除できなくなってしまったことが原因です。
Cal.4130では、定番の症状の一つです。 交換が必要となった部品の一部です。
水はムーブメントの大敵です。
うっかりであったり、メンテナンスの不足など原因はいろいろあると思いますが、改めて防水性が如何に大切かがわかる修理品となりました。
今週も車のメンテナンスです。 切れてしまうと、走れなくなる大事なベルトとベアリングを交換しました。
緩めて、外して、付けて、張るだけと思いましたが、ボルトの固着により思わぬ苦戦を強いられました。