今回は、ミルガウス Ref.1019とRef.116400が偶然同時に修理で持ち込まれましたので、防磁ケースの比較をしてみました。
Ref.1019 ダイヤル側の防磁ケースです。
バックケース側は検索するとすぐに画像が出ますが、こちら側は見たことがない方も多いのではないでしょうか。非常にシンプルな作りで、厚みはそれ程ありません。デイト機能を付けなかったのは、この磁気シールドに大きな穴をあけることを嫌った結果でしょうか。 Ref.116400 ダイヤル側です。
厚みがあり、防磁ケースもムーブメントにネジ留めとなりました。 テンプの石の確認穴がなくなっています。
バックケース側です。巻真を逃がす切り欠きがありますので、向きを合わせる必要があります。 バックケースには防磁ケースが遊ばないように、十字の押えがセットされています。またそれに伴い、押えのはまる溝が切ってあり、厚みも他モデルよりもあります。
Ref.1019は、製造が約30年ととても長かったにもかかわらず、生産された数が少なかったためか、なかなかお目にかかることがないモデルです。
明らかに他のモデルとは一線を画す作りから、ロレックスの力の入れようが伺えるモデルです。
暖かくなって、葉が出てくる前に、庭の木の枝を落としました。 ご近所の方からおススメされた、このタイプの枝切ばさみがとても役に立ってくれます。軽い力で太い枝も切れ、毎年この時期に活躍してくれます。