ロレックス デイトナ Ref.116523 プッシャー破損

今回は、デイトナ Ref.116523 プッシャーの破損をご紹介いたします。

クロノグラフのスタート・ストップ・リセット操作時のボタンが2時、4時位置に クロノグラフのスタート・ストップ・リセット操作時のボタンが2時、4時位置に付いていて、デイトナのシルエットの最大のポイントとなっています。ぶつける以外、破損することは滅多にないのですが ぶつける以外、破損することは滅多にないのですが、2時位置のプッシャーをよく見ると潰れているようです。

 

比べてみると、破損の程度がわかります。 比べてみると、破損の程度がわかります。防水性能の観点から交換が必要と判断いたしました。今回の破損の原因ですが、ケース内側より取り外してみると 今回の破損の原因ですが、ケース内側より取り外してみると、締め込みが緩く、本来あるはずのバネが紛失していましたので、プッシャーが外れた際か、取り付けしようとして潰してしまったものと思われます。

 

クロノグラフの操作を繰り返していると、プッシャーが外れてしまうことが極稀に起こります。
また、クロノグラフは普段作動させっぱなしにせず、プッシャーはしっかりロックしておきましょう。
さらに、デイトナは他のモデルよりも、必然的に水の侵入経路が多くなっていますので、防水面は他モデルよりもシビアに考えておいた方が良いでしょう。もちろん水が付いた状態での操作は禁物です。

 

1月末より咲き始めた近所の梅が見ごろを迎えました。 1月末より咲き始めた近所の梅が見ごろを迎えました。昨年は暖冬の影響か、満開とならなかったので、2年ぶりとなります。