今回はブレスレットに起こったトラブルをご紹介いたします。前回のクリスタル破損の原因ともなりうる、時計の落下に直接繋がってしまうのがブレスのピンの破損などのトラブルです。
ダブルロック(セーフティキャッチ)のピンが外れてしまっています。その他にも、ブレス全体に伸びや変形がみられます。使い方やブレスの長さ調整が適切に行われずに使い続けてしまったことが原因と考えられます。 ピンが摩耗と変形の末、破断してしまいました。
中板も変形し、開いてしまっています。 フラッシュフィットも変形し、ケースとの間に大きな隙間ができてしまっています。
フラッシュフィットが開いてしまうことは別体式ではよく起こります。直ちに落下に繋がることはありませんが、バネ棒にかかる負担が増えることが予想されます。 この程度ならば簡単な調整で戻すことが出来ますので、気が付かれましたら、お近くのクォークに
ご相談ください。
一体式フラッシュフィットの破損となると、交換のお見積りとなってしまいます。 別体式と比べると、はるかに頑丈な造りとなりましたが、荒い使い方や適切な調整がされていないと、
破損してしまうこともあります。
ブレスの破損は高額な修理費が必要となる場合がありますので、状態を把握しておくことはとても大切です。また、定期的なメンテナンスで未然に防ぐことも有効です。
毎年文化の日に行われている、埼玉県の航空自衛隊入間基地の航空祭、今年はすでに中止が決まっています。
ブルーインパルスによる曲技飛行は近くで見ると本当に迫力があり、毎年一眼レフカメラが欲しくなります。