前回は、ムーブメントに発生したサビをご紹介いたしましたので、今回は外装のサビをご紹介いたします。
本来ならば少し押し込むと奥に引っ込むバネ棒ですが、サビによって固着し、びくともしません。 バネ棒を叩き込んで、なんとかブレスを
外すことができました。
ケースのラグの内側もサビが発生しています。 バネ棒は交換となります。
これからの暑い季節、汗がついたままにしておきますと、サビの原因となります。時計を外した際には、裏蓋やブレスの内側を軽く拭くなどしておくと、サビによる固着を予防できるほか、汚れが溜まるのも防げ、見た目にも良いかと思います。