デイトナ レインボーが修理できましたので、ご紹介いたします。
今回、届いたのはRef.116599RBOW ホワイトゴールドのモデルです。最大の特徴は、なんといってもタキメーターの代わりに36個のサファイアがグラデーションして配置されているベゼルでしょう。 サファイアは、濃紺~青紫以外の色は、
ファンシーカラーサファイアと呼ばれています。
また、同じ鉱物でもクロムを含み赤色に見えるものがルビーとなります。同じ鉱物であることから、ルビーとサファイアのはっきりとした境界線はなく、ピンクがかっていると鑑定士でも、その判断が難しいようです。ですので、36個のサファイアとご紹介いたしましたが、正確には数個のルビーを含んでいるかもしれません。
ダイヤルに使われているダイヤモンドですが、8P、10Pのデイトジャスト等では、ブラックライトを当てると白く濁って見える蛍光性が強くあるものが大体1~3個ほど混ざっていますが、こちらのダイヤルの8個全てには蛍光性が弱いものが使用されていましたので、意図的に選別されているのかもしれません。
2012年に発表されたデイトナ レインボーは、生産数の少なさから、現在非常に高額で取引されています。興味をお持ちの方はクォークまでお問合せしてみてはいかがでしょうか。