4月21日にご紹介いたしました、デイトジャスト Cal.3135 のオーバーホールが完了いたしましたので、ご報告いたします。
持ち込まれた時の状態です。ローター芯が磨滅し、ローター本体が各部の受けと接触し、削ってしまっていました。
分解していきます。
アンクルにサビと摩耗が確認できました。
交換となります。
ローター芯が入る石に欠けを確認いたしました。
交換いたします。
他に、3番車にも摩耗を確認できたために
交換となりました。
機械をケースに納めました。精度、パワーリザーブのチェックをいたします。
外装の研磨比較です。大きなキズがございましたので、
ケースの痩せも考慮し、
この様な仕上げといたしました。
ブレスは大きなキズがなかったので、
軽い研磨で仕上げることができました。
ローター芯の摩耗は、よくある症状ですが、そのまま使い続けますと、交換部品が増えるばかりか、機械に深刻なダメージを与えてしまいます。
定期的なメンテナンスが大切です。