Ref.16550 Cal.3085
今回は、Ref.16550アイボリーダイヤルのオーバーホールのご紹介です。
搭載されているCal.3085は、今回のRef.16550とRef.16760のみなので修理数もそれほど多くありません。
この部品の機構でCal.3085は、短針のみを動かせるようになりました。カレンダー送り車のネジには3本溝が切ってあります。
これは逆ネジを表しています。
回すには、加工したドライバーを使用します。
裏まわりの構造も、Cal.3035とはかなり異なっています。表側も分解しました。
とても状態が良く、使用頻度の少なさがうかがえます。
次回は、組立をご紹介いたします。