前回に引き続き、自動巻き機構をご紹介いたします。
今回は、 Cal.30系に搭載されている自動巻き機構です。
自動巻き機構の受けの形状は違いますが、部品の役割はそのままCal.31系に引き継がれたことがわかります。磁気などにより、リバーシングホイールの動きが悪くなり、手巻き時に違和感などが発生する場合があります。その際には、消磁、洗浄が必要となります。
構成パーツです。
とてもシンプルな作りとなっています。受けの形状が違うので、現行のCal.31系とは印象が違いますが、基本の作りはcal.30を引き継いでいることがわかります。