今回は時計本体とブレスを繋げる、バネ棒のご紹介です。
このブログでも何度かご紹介いたしましたが、長い間時計を使っていると、ブレス、ケースに汚れが溜まり、腐食の原因となります。
バネ棒も例外ではありません。また、適切なブレスの長さ調整ができておらずにご使用されていると、変形の原因にもなります。
バネ棒外しで、ケースからブレスを取り外します。破損、変形、腐食、固着、
交換が必要な不良バネ棒です。
酷いものは、フラッシュフィットの部品を壊す原因になる場合もあります。
同じメンズのバネ棒でも、種類がいくつかあります。長さは同じでも太さが違います。
左、114270、116520など
中、16610、16570など
右、214270など
モデルに合ったバネ棒を選ぶことが大切ですが、
中でも最も注意すべきことは、
このバネ棒を……穴が開いていないケースに使用すると、外すのに大変な時間と労力が必要になってしまいます。
バックルの部分も同様です。金無垢モデルはバネ棒も同じ素材です。
WGなどは、SSモデルと見分けがつくように、
中心付近に溝が入っています。
使用中にバネ棒が破損した場合、時計の落下につながります。
大きな損害が出る前に、交換をオススメいたします。