水入り実験

暖かくなり、これからの季節、水辺でのレジャーの機会が増えてくると、気をつけなくてはならないのが、リューズの閉め忘れや、パッキン、風防の劣化による防水不良での、ケース内への、水の侵入です。
 

防水不良 ケース内に水が入ってしまった機械の状態です。実験開始前実際に薄い鉄板を、水に浸けて錆の発生する
過程を実験してみます。
左側は海水と同じ塩分濃度の食塩を
3.5%溶かした食塩水、右側は水道水です。

 

4時間開始してわずか4時間後に、
うっすらと錆が浮かんできました。
24時間24時間後 どちらも錆がしっかりと出ました。

 

48時間48時間後(2日目)
食塩水の錆が強く出てきました。
72時間72時間後(3日目)
食塩水の方には、錆の塊のようなものが
着きはじめました。

 

96時間96時間後(4日目)
水分が蒸発して水位の低下が著しかったので、
元の水位まで水を足しました。
168時間168時間後(7日目)
食塩水はもちろん、水道水もかなりの錆が
発生するという結果となりました。

 

週末のレジャー中に水が入った場合、次の週末までに錆が進行している可能性が今回の実験で予想できます。
特に海水が入った場合は、時間との勝負となりそうです。
リューズの閉め忘れ、定期的なパッキンの交換、水に入る前にはチェックが大切です。
 
万が一の際はすぐにメンテナンスにお持ちください。