ロレックス ミルガウス Ref.116400GV ポリッシュ(外装研磨)

今回は、オーバーホール時に行う、外装(ケース)のポリッシュをご紹介いたします。
 

全体的に使用に伴うキズがついています全体的に使用に伴うキズがついています。軽めのポリッシュでキズのほとんどを消すことができそうです大きなキズは無いので、軽めのポリッシュでキズのほとんどを消すことができそうです。

 

必要以上に研磨しないように気をつけます必要以上に研磨しないように気をつけます。
また、オリジナルの形状を崩さずに磨くことも大切です。
磨き終え、ベゼルを取り付けました磨き終え、ベゼルを取り付けました。

 

こちら側もポリッシュ前と比べると、輝きが違いますこちら側もポリッシュ前と比べると、輝きが違います。オーバーホールを終えた機械をケースに入れましたオーバーホールを終えた機械をケースに入れました。

 

通常、お客様から特別なご依頼がない限り、深いキズは取りすぎないようにいたしております。
磨いてキズを完全に消すということは、周辺をキズの深さ分だけ磨くこととなります。
そのようなポリッシュはケースの角や面を丸めたり、痩せの原因となり、オリジナルのイメージを損なってしまいます。
ポリッシュをする際は綺麗に磨くことはもちろんですが、形を崩さないことも大切だと考えております。