Ref.14060M Cal.3130
今回は、ノンデイトのサブマリーナ、Ref.14060M Cal.3130のオーバーホールの様子をご紹介いたします。
分解していくと、アンクルが錆びておりました。刷毛で洗浄して錆を落としました。
テンプの振り石が当たる部分が摩耗していますので、
交換となります。
テンプ側も振り石の周辺に錆がついています。その他の部品も確認しながら
刷毛洗いし、洗浄機に入れます。
機械を組立後、文字盤、針を取り付けします。
短針、長針が重なるように慎重に取り付けいたします。埃やクリスタルの拭き残しに気をつけながら、
ケースに機械を納めます。
時間とパワーリザーブのチェック後に納品となります。
大事に使用されていても、気付かない間に内部ではサビや摩耗が進行しています。
精度を保つには、定期的なメンテナンスが必要です。