Ref.16600 Cal.3135 F番(2003年製)
今回は防水不良のためにケース内部に浸水してしまい、機械の傷みが酷く進んでしまった例を写真でご紹介します。
防水不良の原因は例外を除き主にケース内の各パッキンの経年劣化等によるものが多く、定期的に防水試験で確認することをお勧めします。
当社ではオーバーホールの際に空気加圧歪測定法による防水試験に加え、実際に水中で確認する水没式の防水試験を行ない、防水不良の状態が判明した場合や近い将来に防水性の不安が生じると予想される場合には、新品のパーツに交換し万全を期すよう対応致しております。
痛々しい状態にまで傷みが進んでいます。
ここまで傷みが進んでしまうことは稀ですが、防水不良による傷みは機械全体に及ぶことがあります。防水不良による裏蓋