Ref.14060M 3130 Z番(2006年製)
今回のご依頼品はサブマリーナRef.14060Mのバックル調整です。
オーバーホールのご依頼の際に、バックル調整のご依頼もいただきました。
長年時計を身に着けていると、着けたり外したりを繰り返すうちに、バックルのツメや中板の状態が変わり、バックルを閉じる際の感触が悪くなったり、きちんとした形で閉じることができなくなる場合があります。
このような状態では、最悪の場合に、時計を身に着けている際に外れてしまう恐れもありますので、バックルの調整が必要です。
ご依頼品は、バックルのツメが開き、中板の曲りも調整が必要な状態だったため、バックルを閉じる際の感触が悪く、閉じにくい状態にありました。
今回のバックル調整はバックルツメ調整、中板の調整、フリップロック調整を致しました。
バックルの左右のツメが開いている状態です。
このような微妙なツメの開きもバックルの開閉に大きな影響があります。バックル、ツメ調整後
ツメの調整後、中板の曲りを調整します。最終確認作業
バックルの開閉具合をチェックをしているところです。